新築一戸建てを購入するまでの流れとは?

マイホームの購入は、ほとんどの人にとってはじめての経験で不安がいっぱいですよね。はじめは、住宅関連の雑誌やインターネットなどで情報収集をして、現地やモデルハウスの見学をして、希望する物件を決めたら、いよいよ住宅購入手続きです。

では、住宅を購入する際、どのような手続きが必要なのでしょうか? 今回は、新築一戸建てを購入からお引渡しまでの大まかな流れについて具体的に説明していきます。

売買契約

申込みをすると、不動産会社から購入する物件について必要な説明(重要事項説明書等)を受けます。その内容に合意したら、売買契約の締結手続きをします。契約を締結する前には、物件の表示、売買代金と支払い方法、登記関連、危険負担、瑕疵担保責任、アフターサービスなどについて、契約書の内容を理解し納得するまでしっかりと確認しておくようにしましょう。

通常の売買契約では、契約の際に、最大で購入価格の10%程度の「手付金」を支払うのが一般的です。(建売の場合、未完成物件は5%以下、完成物件は10%以下。かつ1000万円以下までが通常、不動産業者が受け取れる金額です。)
また、印鑑はもちろん、本人確認として、運転免許証なども必要になります。

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住宅ローンの事前審査(仮審査)

売買契約と同じタイミングで住宅ローンの「事前審査(仮審査)」を受けましょう。金融機関によっては事前審査を受けないと本審査に移行できないところもあるので注意しましょう。

事前審査を受ける際、自分たちは融資を受けることができるのか、希望の融資額を受けることができるのか、どう返済していくのかなどを、事前に確認しておくことが大切です。

通常、事前審査では申込書、本人確認書類(運転免許証など)、健康保険証、源泉徴収票、車のローン等がある場合は、借入明細表、などのコピーと印鑑が必要です。

金融機関や審査状況によって異なりますが、事前審査は約1週間で結果が出ます。

住宅ローンの本申込み(本審査)

住宅ローンの事前承認の次は、できるだけ早い時期に住宅ローンの本申込み(本審査)を行いましょう。本人、家族全員の氏名が記載された住民票、印鑑証明書、実印、本人確認書類、収入証明書類、預金通帳、購入物件の謄本、公図といった提出資料などをもとに、本審査が行われます。
また、住宅ローンの商品で異なりますが、団体信用生命保険も申込みも合わせて手続きするケースが多いです。
(団体信用生命保険とは、ローン借入者が、返済中に不慮の死亡または高度障害になり返済能力が厳しいと判断された場合、残高を補てんしてくれる保険のことです。)

こちらも金融機関や審査状況によって異なりますが、本審査は、約1週間で結果が出ます。

住宅ローンの正式契約(金銭消費貸借契約)

本承認の結果が出れば、晴れて住宅ローンの正式な契約が出来ます。
金融機関と住宅ローンの申込者で、正式に住宅ローンの契約手続きを行います。融資金額や借入実行日・借入条件など、金融機関の担当者と内容の確認を行います。
たくさんの書類に目を通す必要がありますので、しっかりと時間を確保しておくようにしましょう。

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事前内覧会

物件を引き渡しする前に「事前内覧会」が行われます。そこでは、実際の建物の状態や仕上がりを図面と照らし合わせながら確認することができます。万が一、なにか問題があった場合には、その際にしっかりと伝えて対応してもらいましょう。
また、メジャーとメモを持参して、壁の高さや窓のサイズなど、現地で寸法を測っておくのもよいでしょう。そうすれば、マイホームに置く家具や家電を、引っ越し前に準備することもできます。

お引き渡し(決済)

いよいよマイホームの引き渡しです。不動産の所有権保存・移転・抵当権などの必要な登記手続きもこのときに行われます。全ての書類が完了したら、玄関キーなどを受け取り、お引き渡し完了です。お引き渡しが完了して念願のマイホームでの生活がスタートしたら、翌年には必ず確定申告で住宅ローンの控除申請を行うようにしましょう。

新築一戸建てを購入する際は、さまざまな手続きが必要になってきます。完成物件で住宅ローンを利用される方は、一般的には売買契約から約1か月で、お引き渡しになります。(金融機関やお客様の状況により異なることもあります。)まずは、全体の流れをしっかりと把握しておくようにしましょう。

 

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